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うつ(病)〜従来型のうつ〜

うつ・うつ病になりそうなとき

日本では、これまでにうつ病・抑うつ状態を経験した人が100人中3人から7人いるという調査結果があり
ます。もちろん、統計の魔術(笑)で水増しされていることは考えられますが、うつ病を含む気分障害の患者
さんが近年急速に増えていることは事実でしょう。

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「うつ病が増えている」の背景には、

うつに対する偏見が少なくなって受診する方が増えている。

★社会・経済的など環境の影響でうつになる方が増えている 。

★うつ病の診断基準の解釈が広がっている。

★「薬に頼る」という風潮が広がり、病名をつけないと処方できない。

など、様々な理由が考えられます。

うつ状態でみられる症状

下記症状のうちいくつかの症状のみ当てはまる“軽うつ病”や“気分変調症”と呼ばれる比較的軽いうつの状態
もあります。


1) 自分で感じる症状

ゆううつ、気分が沈む、悲しい、不安、イライラ、やる気がない、集中力がない、ぼーっとする、
細かいことが気になる、悪いことをしたと自分を責める、物事を悪い方へ考える、死にたい、不眠

2) 周囲から見てわかる症状

表情が暗い、涙もろい、反応が遅い、落ち着かない、飲酒量が増える、イライラしている、朝起きれ
ない

3)身体に出る症状

食欲不振、体がだるい、疲れやすい、性欲がない、頭痛、肩こり、ドキドキ、胃の不快感、便秘、
下痢、めまい、口の渇き


うつ(病)を改善する方法

従来型のうつ(病)とは、一種の気分障害で、うっとおしい気分が続き、不安・あせり・不眠・食欲低下など
の特徴がある精神の疾患です。実際、不安というものは、実際には人間の暴走を防ぐ安全弁のような役割をす
る働きもあるのですが、それがやや多いという軽いうつ状態から、希死念慮が強く何度も自殺を図るという重
症例まで存在します。

 その症状としては、主に以下の2つがあります。

    抑うつ気分

    ○興味や喜びの喪失

臨床現場においては、この2つのうちひとつが含まれていること、また2週間以上その状態が継続することが
「うつ病」診断の基準となっています。

原因としては

 ・心理的なストレスに起因するもの
 ・統合失調症や境界性パーソナリティ障害など他の精神疾患によるもの
 ・身体のリズムや季節などの要因によるもの

などがあげられます。「うつはこころの風邪」と言われた時代もありますが、そう簡単(単純)なものではな
いという認識が、やっと浸透しかけているところです。


自分がうつ症状ではないかと思ったら、なるべく早く精神科・心療内科での治療やカウンセリングを考えて
みましょう。日本では、診断、治療、処方をする事ができるのは、医師か精神科医のみと法定されています
ので、どこに行ったら良いか判断に迷う場合には先ず医師の診察を受け、自分の状態や気持ちを話してみて
下さい。

単純なお悩み(失恋や一過性のミスなど)では話を聞いてもらっただけで楽になる場合もあるくらいです。

一般的には「急性期」(めまいがする・倒れそうだ)というケースでは迷わず医療機関へ。そうでない場合
はどちらでもかまいませんが、日本のシステムが「患者(クライエント)が治療法を選択する」という本末
転倒な状態になっていることが問題を複雑にしています。

「うつ」という認識があった場合でも、実際には他の要因が潜んでいることも多く、単にお聞きするだけの
カウンセリングや、精神を安定させるだけの投薬治療では改善できにくい場合もあります。症状が重い場合
には、服薬とカウンセリングの併用が効果的です。


山手心理相談室では、「うつ」などというお客様の申告にかかわらず、本質的な状態を総合的にお聞きして
いきます。あまり症状が重くなってからお越しの場合は、お話をお伺いすること以外に手が打てなくなりま
すので、なるべく早期にお越しいただけるよう、ご家族の方なども含めて対応をお考えください。特に新型
(非定型)うつとは区別する必要があります。

長期化している方も含めて、ぜひ山手心理にご相談ください。