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夫婦問題/発達障害/うつのご相談・カウンセリング・sst・認知行動療法は大阪市 山手心理相談室へ。好評発売中  「あなただけのコミュニケーション改善」 ご参照ください。 

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新型うつ・うつ・適応障害contact us

新型うつについてのお問い合わせが増加しています。

アスペルガー症候群の実情・夫婦問題とアスペルガー・新型うつの実情などについてもっと詳しく知りたいとお
考えの方は当カウンセリングルーム発行のアスペルガー・新型うつの真実をご覧ください。


☆みなさんは周囲にいるこんな方にお困りではありませんか?


 
★自分と気の合う人としか話さず、職場の飲み会には一切参加しない

 ★自分の失敗なのに他人のせいにして、自分の非は認めない

 ★うつで休職中にもかかわらず海外旅行に行く

 ★何か話しかけてもぼーっとしていて、返事も返ってこない

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☆このような自覚症状はありませんか?


 ★会社や学校に行く気が起きない

 ★長い間うつや不安症に悩まされている

 ★うつ(新型うつ)適応障害などの診断を受けた

 ★どうも他人とのコミュニケーションが成り立たないように思う

従来型うつと新型うつ

 世に蔓延しているうつ(病)ですが、そもそも、その定義や症状に関しては意外に知られていないのが現実です。
  
 当ルームで改善に取り組んでおられる方の中でも、うつとは思えない症状にもかかわらず診断名には「うつ病」
 あるいは「うつ症状」などと記されていたりします。医師が診断した時点では「うつ」だったということにして
 おきましょうか。(笑)山手心理相談室にお越しの方では、新型と思われる症状が大部分を占めています。

 1.うつ(従来型)とは

 従来のうつ(病)とは、一種の気分障害で、うっとおしい気分が続き、不安・あせり・不眠・食欲低下などの
 特徴がある精神の疾患です。

 不安というものは、実際には人間の暴走を防ぐ安全弁のような役割をするものですが、それがやや多いという    状態から、希死念慮が強く何度も自殺を図るという重症例まで存在します。

 その症状としては、主に以下の2つがあります。

    ○抑うつ気分

    ○興味や喜びの喪失

 臨床現場においては、この2つのうちひとつが含まれていること、また2週間以上その状態が継続することが
 「うつ病」診断の基準となっています。

 原因としては

   ・心理的なストレスに起因するもの
   ・統合失調症や境界性パーソナリティ障害など他の精神疾患によるもの
   ・身体のリズムや季節などの要因によるもの

 などがあげられます。

 「うつはこころの風邪」と言われた時代もありますが、そう簡単(単純)なものではないという認識が、やっと
 浸透しかけているところです。


 2.新型うつ

 従来のうつの診断基準には上記2つの症状が定義されています。上記のうちのいずれかが存在することが、
 「うつ病」という診断を受けるために必須だったのです。

 ところが、このイメージとは異なるタイプのうつが出てきました。これにはまだ明確な定義があるわけではない
 のですが、たとえば、休職中であるにもかかわらず旅行やスポーツクラブなどに出かけることにはまったく問題
 がなかったりする方です。

 言い方は悪いですが

    ●仕事のときだけうつ状態が発生する
    ●休職中も上司や同僚に迷惑をかけているという認識はあまりない
    ●自分は「うつ」だと公言しても平気
    ●うつになったのは会社や同僚のせいだと考える

 これらの症状を訴える方が増加してきたため、従来のケースに該当しない方を総称して「新型(非定型)うつ」
 と称しています。

 典型的なパターンとしては、仕事上のストレス(弱いもの)をきっかけに「うつ病」という診断を受ける
 ケースです。

 この場合精神科医などは、抑うつ気分が(会社に限定されているとはいうものの)存在しますから、うつと
 いう診断を下さざるを得ません。

 ところが、本人はいたって元気。休職中も趣味だけは続けたり、旅行に行ったりしていますが、さあ復帰という
 問題になれば病状がぶり返すなどグズグズし、有給休暇を繰り返すのです。永遠に休みを取り続けることはでき
 ませんから、いずれは退職することになるのですが。

 心理の専門家ではない人事関係者などには、対応に苦慮するあまりに自分がうつになったりする場合もあって、
 笑っていられないのが現実です。 

 3.うつになる

 では、なぜ「うつ(病)」になるのかという点について確認したいと思います。

 従来型の場合に限りませんが、実際のところ、明確な結論は得られていないということです。脳の海馬、あるい
 は帯状回といった部分の萎縮や傷などが仮説としては有力なようですが、はっきりとはしていません。かかり
 やすいタイプとしては

   1.真面目で仕事熱心
   2.几帳面
   3.責任感が強い

 など、いわゆる「タイプA」が発症しやすいといわれています。このタイプは仕事だけではなく、生活のすべて
 にわたってうつの影響を受けやすいです。

 たとえば、上司が「早く帰れ」と指示しても、「自分のせいでみんなが遅くなってしまう」と考えてしまい仕事
 をすべて終えてから帰宅しようとします。また、自分のために会社に迷惑がかかっているとか、自分が能力不足
 なのだと「自分」ばかりを責めるようになります。

 生活全般にわたって落ち込みますから、次第に外出や家事などもできなくなってしまいます。この状態は、気持
 ちのあり方・努力などで改善できるものではありません。変えようと無理をすれば逆に症状を悪化させてしまう
 ことが多いです。

 では、「新型うつ」はどうでしょうか。

 この症状は、たとえば休職中なのに自分の好きなスポーツや趣味などについては元気に活動するわけなので、
 「たるんでいる」と強引に出勤させることも可能に見えます。しかし、主治医の判断に逆らって出勤させ、症状
 が悪化することを考えれば(現に悪化した例は多いです)対応に苦慮せざるを得ません。

 法的には(このあたりはまったく法律が心理面に追いついていないのですが)損害賠償や慰謝料の請求を受けて
 しまいますから、うまい対応が見つかりにくいのです。

 従来型のうつに対しては、「がんばれ」という言葉は禁句でした。必要以上に自分を追い込みかねないからです。
 しかし、新型の場合は、時には「がんばれ」と背中を押す、と言った対応も必要になってきます。

 それはなぜか。当ルームでは「新型うつ」と一般に呼ばれている症状が「うつ」ではないからだと考えています。
 うつでなければ「甘え」や「たるんでいる」のでしょうか、いえいえ、そうでもないのです。


 ある男性(3X歳)が当ルームを訪ねてこられました。症状は「うつ」。医師の診断書も添付されています。サラ
 リーマンの方です。ところが、せっかくお見えなのに、まったく何も話しません。通常はしばらくすれば何らかの
 アクションが見られるのですが、じっと座ったままです。初回はほとんど話さずお帰りに。まあ、名前と症状は
 単語で話されたのですが。

 ところが、彼は翌日もお見えになったのです。なぜかその日は冗舌で、自分の会社の悪口、上司の欠点、妹とは
 3年ほど口も聞いていないことなどを話されました。

 彼の言い分は以下のとおりです。

  1酒を飲んで時間を過ごすことは「悪」だ。(彼は酒が一滴も飲めません。ただしヘビースモーカーです)
  2自分は営業職だが、お客様は神様だから最優先すべきで、会社の利益は二の次になるのが当然だ。
     (営業では成績がトップなのに評価が低い)
  3昨日話さなかったのはカウンセラーの人間性を見たためで、信用できると思ったのでやってきた。
  4土曜日はサッカーチームの練習があって楽しい。 (会社に行くとき以外は気分は沈まない)
  5会社で昇進試験を受けたが、他人に評価されることがイヤなので白紙で出した。現在は休職中である。

  このような感じなのですが、アスペルガーの症状とリンクしませんか。

 
(詳しくはルームでご相談いただくか、またはこちらを参照してください)

 4.新型うつの改善

 それでは、「新型うつ」にはどうすれば対応できるのでしょうか。今まで述べてまいりましたが、新型うつの
 相談においでの方には次のような特徴があります。

    ・精神的な弱さ、もろさが見られること。
    ・物事の考え方、認知の方法に歪みが感じられること。

 これらの特徴から考えれば、「新型うつ」とは「うつ(病)」というよりは、アダルトチルドレン(医学的な
 言葉ではありませんが)やアスペルガー症候群(軽度なもの)、境界性パーソナリティ障害(同じく軽度なもの)
 から派生するもので、いわば「場面うつ病」といったようなものではないかということです。これは認知の方法と
 ストレスコーピング(ストレス回避)が大きく影響しています。

     ・仕事に行く
     ・学校に行く
     ・重要な交渉に行く

 などの場合に、回避を計ろうとするために発生すると考えられます。ですので、従来型のように「頑張るな」
 「休みなさい」では対応しきれません。うつの改善と並行して物の見方などを変えてあげるカウンセリング
 (認知行動療法)などを行うべきでしょう。

  医療機関での服薬とともに、適切なカウンセリングをプラスして改善を図ることが重要だと思います。

お問い合わせは 本町相談ルーム(山手心理相談室)までお気軽に

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