カウンセリングコース内容HEADLINE
カウンセリングは、カウンセラーと相談者(クライエント、来談者)が対話を通じて、相談者の抱えるお悩みやお困りごとの解決をサポートするものです。
これまでの生き方などを振り返り、自分の言葉で話すことが問題解決への第一歩となることが多くあります。 カウンセリングは「対話」が重要ですので、うつや適応障害などで脳が疲れてしまい、対話が成り立たないほどの状態の場合は休養・服薬が優先されます。
また、アダルトチルドレンや発達障害などの影響でコミュニケーションがとても苦手な方については、まずトレーニングコースページをご確認いただければと思います。
山手心理のカウンセリング
一般的なカウンセリングの基本は「傾聴」にあります。ユングやロジャースの時代から使われている手法ですが、これまでのさまざまな研究から明らかになっているのは「効果的なカウンセリングの前提条件は,来談者とカウンセラーのあいだのラポール(信頼関係)が構築されるかどうか」ということです。
山手心理相談室は、クライエントさんのお話をまずお伺いすることで、できるだけ効果の高いカウンセリングを目指しています。
カウンセリングコースの場合は、他のカウンセリングルームとほぼ同じ形式で進めていきますが、日常会話も含めることが多いです。他のカウンセリングルームでは、意外かもしれませんが、日常会話が苦手なので、傾聴だけを行い、その話を分析するというカウンセラーさんも多いようです。
トレーニングコースと違って、今のあなたが少しでも楽になるように、心理的なご負担の少ない傾聴プラス日常会話を中心に進めていきます。そのため、ご相談の頻度や回数に制限はありませんが、落ち込み期には多めに、平安期には少なめにというパターンの方が多いですし、また効果も上がりやすくなります。2~3回から10回程度までの方が多いです。
(画像はイメージです。実際にはソファにお座りいただき、応接セットを挟んで対面形式で行います)
相談室で使用する手法
山手心理相談室(ミュゼアルディ本町相談ルーム)では、上記のような「安心して話し合える関係」を(最初からは難しいかもしれませんが)クライエントさんと一緒に育てていくことを最も大切にしています。大阪の中心部とは思えないほど静かで落ち着いた雰囲気の中、今お困りの問題や症状について、あるいはこれまでにあったいろいろなこと、将来への不安、どんなことでも自由にお話しください。
使っている手法は、カウンセリング(来談者中心療法)の他、認知療法・認知行動療法が中心です。カウンセラーは、丁寧にお話をお伺いすることはもちろん、感じたことをできるだけ日常用語でお話しし、必要なアドバイスや、「なぜそうなるのか」という説明まで、できるだけ分かりやすくお伝えさせていただきます。必要な場合には、法律関係・経済関係などの要素も取り入れます。ご夫婦問題やお仕事関連のご相談に関しては、特にこれらの要素が絡んできます。
スピリチュアルや霊感・タロット・レイキ・催眠療法など、効果が不確定なもの、あるいは説明がつかないものについては、一切使いませんので安心してお越しください。
(神様の力しか信じられない方は、そのような施設をお訪ねください)
SST(ソーシャルスキルトレーニングについてはトレーニングコースページをご確認いただければと思います。
対話の中で一番大切なことは、気難しい顔をして問題や症状に対処することではなく、できるだけゆったりと、また気楽にお話ができること。クライエントさんが抱えておられる問題や症状の背景にあるさまざまな「ゆらぎ」を一緒に探し、もう一度こころのバランスを取り戻すことができればと考えています。