発達障害はアスペルガー・ADHDだけではありません。
アスペルガー症候群・ 学習障害(LD)・注意欠陥・多動性障害(ADHD/注意欠陥症・ADD)
自閉症・高機能自閉症・ 広汎性発達障害(PDD)・
アスペルガー症候群の実情・夫婦問題とアスペルガー・新型うつの実情などについて詳しく知りたいとお考えの方は当ルーム発行の
こちらの情報をご覧ください。
発達障害について
自閉症・アスペルガー症候群とADHD・ADDはよく「山脈とそこにかかる雲」にたとえられます。
自閉症とアスペルガー症候群は「山」で、ADD/ADHDが「雲」ということになります。
これは、現在の診断基準が自閉症・アスペルガー症候群を優先して診断するためにそういう関係が
発生しているということもありますが、基本的には両者がからみあっていることがあげられます。
文部科学省のホームページでは次のように紹介されています。
LD(学習障害)
基本的には全般的な知的発達に遅れはないのですが、聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論
する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すものです。
高機能自閉症
他人との社会的関係の形成の困難さ、言葉の発達の遅れ、興味や関心が狭く特定のものにこだわること
を特徴とする行動の障害である自閉症のうち、知的発達の遅れを伴わないものをいいます。
自閉症
他人との社会的関係の形成の困難さ、言葉の発達の遅れ、興味や関心が狭く特定のものにこだわること
を特徴とする行動の障害。
○専門デイケア
支援法が施行され、発達障害のある大人の暮らしを支える動きも多くなっています。これまでに発達
障害者支援センターが全国に設置され、技能習得を目指すデイケアも行われています。
公的支援は無料のところが多いですので、費用面ではかなり軽減されると思います。
⇒支援センターへのご相談
本町相談ルームでは、軽度のLD(ディスレクシアを含む)、高機能自閉症の方は対応可能ですが、
言葉が苦手な方の場合はアスペルガーなどの方と比べて時間が必要です。なお、自閉症については
専門機関をお訪ねください。
発達障害は、生まれつきの脳の機能障害というのが定義ですが、本町相談ルームにおいでの方のうち
かなりの方は、子供の頃にはそのような傾向がなかったとお話になります。
小学生以降の虐待などにより後天的な障害として発生している場合も考えられます。この場合は訓練に
よって、時間はかかりますが回復も可能だと考えています。