ディスレクシアTOPICS
学習障害(LD)とディスレクシアEWS
- た★LDの各種症状の中で、特に読み書きに困難を伴
う場合を「ディスレクシア」(読み書き困難症)と呼
びます。
アメリカのハリウッドスター・トム・クルーズが『自分は
ディスレクシアだ』と公表した事によって、 この症状
が一躍メジャーになったとも言われています。
ディスレクシアは、知的な遅れはないものの、読んだ
り書いたりすることが苦手な人たちのことをいい、「文
字」と「その文字が表す音」とを一致されることが難し
いために、勝手読みや飛ばし読みが多発します。
「音読作業と意味理解作業が同時にできないため読み書きに時間がかかる」
「読みができないと文字を書くことはより困難になる」
などの特性があります。特性は人それぞれなのです
が、たとえ成人になってからでも、自分に合った教育
支援を 受け、自分なりの学習方法を見出すことがで
きれば、社会対応が可能になります。LD・ディスレク
シアなどに悩む人たちの読みを補助し、読みやすい
学習教材を作成するために、各種の情報技術が有効
なことあります。
英国、スウェーデン、デンマークではディスレクシアと
して学校や図書館で支援を受けていますが、米国や
日本では学習障害(LD)に包含されていたり、同じ意
味で使用されたりしています。
て、英語圏ではディスレクシアの発現率は10〜20%
といわれています。 (医療機関の発表なので多めに出ていると思われますが)。