最近のニュースでは、親族(家族)がお互いに憎み合い、殺人や暴力事件になるケースが
とても多いように感じます。
金属バット殺人や、催眠によるマインドコントロール・高齢の親と子など、事情はそれぞ
れあると思いますが、なぜそこに至るまでに何とかできないのでしょうか。
中でも、母親と娘の相互依存(共依存)はとても多いと思います。写真家の藤原新也さん
が2006年に
『母親が
アダルトチルドレン、つまり未成熟な大人だった場合その母親は十分に愛情を
かけずに子供を育てている。そのために欠損した愛情を自らの愛情で補完しようとして
自己愛の強い大人になったのではないかと思われる』
という記事を書いておられます。もちろん、アダルトチルドレン=未成熟な大人ではないの
ですが、記事を掲載した新聞社も含めて、まだまだ誤解の多かった時代だったと思います。
(たぶんです)
ずっと昔は、家族数が多かったので「依存」という関係は生まれにくかったと思います。子供
が10人もいれば、うちひとりに手を掛けるなんてことはできそうにありません。
でも、今は子供は多くても2人ですから、どちらかひとりに過剰な愛情を注ぐこともあるよう
に思います。
後天的な発達障害とも言われるアダルトチルドレン。その影響を少しでも少なくするために
一緒にがんばりましょう。
子供をダメにする母親