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子供の時に受けたこころの傷のようなもののうち、成人した今もまだ引きずっているものを「トラウマ」といういい方をします。しかしこれは何も、大きな事故や出来事だけがきっかけになるとは限りません。
特に、家族という環境が世界の全てであった幼少期においては、小さなことであったとしても、強烈なマイナスイメージとなって根深いトラウマとなります。
大人であれば反発すれば済むようなものでも、子どもにとっては強く抵抗できません。つまり、受け入れるしかないのです。多かれ少なかれ誰でも、ずっと深いこころの意識の底に、無自覚に抱えているトラウマはあるのです。
たとえば、親が「しつけ」と認識していたような箸の持ち方や、鉛筆の持ち方でも、子どもにとってはかなりの難作業になります 。その作業だけでもつらいのに、「できなければ屋外に放り出された」「顔を思い切り殴られた」となると、記憶の中では「暴力」としか認識できません。
それらの記憶が成人しても解消されない場合は、フラッシュバックや悪夢による侵入的再体験、イベントに関連する刺激の回避、否定的な思考や気分、怒りっぽさや不眠などの症状が持続することがあります。これらはPTSD(心的外傷後ストレス障害)と呼ばれます。
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