パーキンソン病( parkinsonian syndrome)と発達障害は「ド
ーパミン」というキーワードが共通しているところがあります。
たとえば、ADHDの人の脳は、セロトニン・ドーパミンが不足
しているといわれています。
パーキンソン病は脳内の正常な神経細胞が減少するため
に、そこでつくられるドーパミンの量が低下し、情報伝達が
うまくいかなくなってくる疾病です。50歳以上の方に多く見
られます。
最初は片方の手の震え(振戦)や歩きにくさ(歩行障害)が
見らることが多く、徐々に反対側にも現れます。姿勢の維
持や運動の速度調節がうまく行えなくなるなどの症状が見
られます。
当相談室では、パーキンソン病が疑われる発達障害の方
もお見えになります。情報も入ってきますので、お気軽に
お尋ねください。
(パーキンソン病の治療を行うわけではありません)