カウンセリングでのインナーチャイルドについて
インナーチャイルドは、アダルトチルドレン(子供のころに母親などの積極的な子育てを受けていない
ために、本来得ることができた愛情や社会的スキルを習得できなかった方・ACとも呼ばれています)
改善に関連して使われることがあります。
たとえば、兄弟姉妹であっても、母や父が違う場合や親の好き嫌いが激しい場合には、兄と妹はいつも
ほめられるのに、姉と弟は何をしても叱られてばかりというケースが発生しますが、そのような状況で
成長した方の回復を図る場合などです。
本来はカウンセリングで取り扱うものではありません。ヒーリングやスピリチュアルでは、次のように
比喩的に使われているケースがあります。マインドブロックバスターなど、言葉は違ってもヒーリング
関連の手法はほぼ同じです。
『私たちは皆、自分の中にインナーチャイルドつまり内なる子供を持っています。そして、このインナ
ーチャイルドが、今の私達に直接影響を与えているのです。幼少期の傷ついた体験、幼少期に学んだ価
値観などは、潜在意識に深く刻まれています。そうしたインナーチャイルドを癒すことで、心の奥に潜
んでいる「心の中の見えないブレーキ」を手放すことができるのです』
インナーチャイルド(内なる子供)とはこれ自体が比喩的な表現です。山手心理ではインナーチャイル
ドと呼ぶ代わりに、もっとわかりやすい説明をさせていただきます。(もちろん霊媒や宗教・霊感など
の話は一切ありません。科学的なものです)また、アダルトチルドレン改善の一部と位置づけています。
アダルトチルドレン改善の場合、必ずしも認知療法が適しているとは言い難いです。人によって解決法
をどの分野に求めるか、また適しているかはまったく違います。カウンセリングや催眠療法・アートセ
ラピー・占い・整体・マッサージ・アロマテラピー・ヨガ・ピラティスなど範囲はかなり広くなります。
なぜそうなるのかは、ご来室いただいた方には丁寧にご説明させていただいています。(個人よって大
きく違いますので、何がどう違うのかはここでは記載しません)
*山手心理では、運営会社が行うアートセラピーの際にのみ「インナーチャイルド召喚」などの言葉を
用いますが、ヒーリング的要素は一切含みません。