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夫婦問題/発達障害/うつのご相談・カウンセリング・sst・認知行動療法は大阪市 山手心理相談室へ。好評発売中  「あなただけのコミュニケーション改善」 ご参照ください。 

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アスペルガー症候群(自閉スペクトラム症)HEADLINE

アスペルガー症候群の改善・カウンセリング


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★アスペルガー症候群と自閉症 

アスペルガー症候群は自閉症スペクトラム障害(ASD)に含まれる症状の一つです。アスペルガーなど
発達障害の主な原因は、生まれつきの脳機能のゆがみ(偏り)によって能力のバランスがうまくとれず、発
達の度合いに差が出てくることにあります。

       
⇒アスペルガーの改善

自閉症とは、先天的な脳の機能障害によって社会性や他者とのコミュニケーション能力に困難が生じる
ことを指します。主に以下の3点があげられます。

A:対人的相互作用(社会性=ソーシャルスキル)の障害

B:会話(コミュニケーション)の障害

C:行動と興味の範囲(想像力=イマジネーション)の障害


日本では、知能指数(IQ)が70以上であれば高機能自閉症、知的障害と言葉の遅れがなければ
アスペルガー障害と診断しました。米精神医学会が定めた精神医学の世界的な診断基準であるDSM
−5では、これまで自閉症、アスペルガー障害、広汎性発達障害(PDD)、小児崩壊性障害と細分
されていた診断名を、ASDに一本化しています。また、従来の三つの診断領域は「社会的コミュニケ
ーション」「限定した興味と反復行動」の二つに絞っています。改善を行う立場からすると、社会性
とコミュニケーションは表裏一体のものですから、分かりやすくなったと思います。

ただし、今度は「病気」と「健常」をどこで線引きするかという問題が生じてきます。日本では、
従来診断の方針は一致していても、診断者のレベルによって線引きは曖昧だったといえますから、これ
を機にできるだけ一致させてほしいと思います。

★アスペルガーの3つの特徴(弱いところ)

1.会話力(コミュニケーション・スキル)


言葉を文字通りに(理性的に)理解します。たとえば「機会があれば」という場合ですが、これは様々な
意図が含まれている言葉だともいえます。「もう2度とない」「次に会ったとき」「いつかは分からない
けれど」などです。ところが、アスペルガー症候群の方は、文字通り「機会=次回」と考え、では機会と
はいつなのだろうと何度も尋ねたりするので、相手にとっては気持ち悪く感じたり、対応に苦慮すること
も多いです。

次に、人の話をうまく聞くことができません。知らない外国語(中国語やアラビア語など)を聞くような
ものといえば理解していただきやすいでしょう。また逆に、素直で、思ったとおりのことを言葉にします。良く言えば天真爛漫ということなのですが、アスペルガーに対する知識や理解のない方にとっては、「非常識」と映ることが多いです。

2.社交性(ソーシャルスキル)

アスペルガーには様々なタイプがありますが、どのタイプであってもコミュニケーションには多少の弱点
がつきものですから、子供の頃には「少し変わったヤツ」という感覚で友達になっても、成長すると協調
性や共感力のなさから疎まれる場合も出てきます。

特に社会人になるとグループ内での意見の一致が求められますから、アスペルガーの方は自分の意見ばか
り勝手に話していることも多いので、周囲としては対応に困る場面が見られます。

「どこからどこまでが”失礼のない範囲”か教えてください」といわれても、明示できるわけではありま
せんので、社交性やマナーなどがなかなか身につかず、年齢上昇とともに孤立する傾向があるのです。

また、仲間になれない・仲間はずれという意識からうつなどの二次障害を併発する方もおられます。

3.想像力(イマジネーション・スキル)

いろいろなことを想像しにくいということですが、一定のマニュアル化された仕事は、かえって素早く
処理することが可能な場合があります。特に、興味のあることには集中力を切らさずに対応できるため、
顕著な成果が得られることも多いです。(個人研究などの場合は特に)

逆に、決まったことは崩さない・臨機応変な対応ができないなどの弱点を抱えるため、複数(マルチタ
スク)の作業には適応できにくいケースが多いようです。

★アスペルガーを改善

これらの基本的な問題をもつアスペルガー症候群の方たちですが、実際にはこのようにきっちり分類
できるわけではありません。単純なアスペルガーの方はむしろ少数派で、他の障害(LD・ディスレク
シアなど)を併せ持つ方も多いです。

単純なアスペルガーの方については、むしろ改善の方向も示しやすいのですが、様々な要素が入り組ん
でくるために、まずひとりひとりの弱点と長所を判断していくことが必要です。

山手心理相談室では、アスペルガーや新型うつあるいはそれによく似た症状をカウンセラーとしての
視点で分析し、改善方法をお客様ひとりひとりと一緒に考えていきたいと思っています。

「カウンセリングはあまり効果がない」という理由の一つに、アスペルガー(自閉症スペクトラム障害)
や発達障害の問題があります。

似たような症状でも、全く違う原因が潜んでいる場合もありますので、「この方法がベスト」と言い切
れないのもこの問題の特徴です。

(興味をお持ちいただいた方は当相談室編集の教材

<アスペルガー・新型うつの真実とカウンセリングの受け方> をご参考にしてください)

基礎的なことをご理解いただければ、改善のスピードアップにもつながります。特に遠方からお越し
の方にとっては時間の節約になると思います。

当相談室は医療機関ではありませんので、「アスペルガー」の診断はできません。すべての方を改善
できるわけではありませんが、別の視点から問題に取り組み、多くの方に「良くなった」と実感して
いただいています。

前に進むために、一緒にがんばりましょう。